オーガニックスキンケアの保管、取り扱いについて

フレッシュジュースは鮮度が重要で搾りたてが美味しく栄養成分が生きているように、

スキンケア製品も生きているからこそ、ベストな状態で使っていただきたい。また、取り扱いにも注意したいものですね。

今回のコラムでは、美容家Caoruさんにスキンケア製品の保管、取り扱いのポイントなどについてインタビューしました。

編集部：スキンケアはその日の肌コンディションに合わせてアイテム選びをするよう推奨されているCaoruさん。お使いのアイテム数も多いと存じます。

スキンケア製品はどのように管理されていますか？

Caoru：寝室にスキンケア＆コスメ専用のガラス製キャビネットを置いています。

ガラス製である理由は、中身が見えること。

何がどこにあるか一目瞭然ですし、清潔に保とうという意識もより芽生えます。

寝室に置く理由は、我が家では寝室は空調をつけず、他の部屋から空気の流れを作るようにしているので、温度変化が最も少ないためです。

編集部：多くの方が洗面所にスキンケアやコスメを置いていらっしゃると思うのですが、

洗面所は避けた方が良いでしょうか？

Caoru：1か月程度などで早く使い切る、例えばクレンジングなどのアイテムは良いと思います。ただ、洗面所は温度変化が大きいですし、湿度が高くなる場所なので、開封後すぐに使いきらない場合は、おうちの中で最も温度変化が少なく、直射日光、高温多湿を避けた場所での保管が理想です。最初は慣れないかもしれませんが、専用コーナーを設けてやってみると、より製品への愛着も湧きますし、スキンケアすること自体にもていねいにする意識が高まりますよ！

編集部：マルティナを始めとするオーガニックスキンケアは、化学成分から作られる保存料などを含みませんので、保管方法はもちろん、開封後もなるべくフレッシュなうちにお使いいただきたいと思っています。製品自体を清潔に保つために、製品のお手入れにも気をつけていただきたいですね。

Caoru：そうですね。

クリームなどジャータイプのものはスパチュラ使うのはもちろんですし、

酸化を防ぐために蓋はしっかり閉めるのが基本です。

案外蓋やキャップが緩くしっかり閉めていらっしゃらない方が多いので改めてのお伝えです…

ビンの液だれや、キャップ周りもティッシュなどでこまめに拭きましょう。

良い状態の製品を使うために、酸化や劣化する要因を取り除くことは必須ですから。

編集部：良質なオーガニックスキンケアをお選びいただいているのですから、

その効果を最大限に感じていただくために、保管、取り扱いもぜひご留意いただきたいですね。

Caoru：オーガニックを選ぶ意味をぜひ改めて考えてみましょう。

処方された植物の成分を生かすために、防腐剤なども自然由来のものを使用し、

肌に必要な原料のみで作りたいから月の運行に合わせて乳化しやすい日を選んで乳液やクリームなどを作るマルティナ社。肌本来の機能を高めるための工夫がたくさんされています。このように肌を良い方向へと向かわせるために作られている製品を選んでいらっしゃるのですから、劣化したものを使用してしまっては本来の効果が求められないどころか、マイナスになってしまう可能性もあり、勿体ないですね。

スキンケアの前に手を洗ってください。とセミナーなどでもお伝えしていますが、

ぜひ日頃からご自宅に帰ったらまず手洗い・うがいをすることなど、習慣にしていきましょう。花粉症やウイルスなどの予防の観点からももちろん重要ですし、スキンケアする際に清潔な手ですることは、当然のことだと考えています。雑菌のついた手でお手入れしたくありませんからね。

食事も栄養バランスに気をつけて召し上がっていたり、睡眠の質を高めるために入浴や運動を心掛けていらっしゃったり、オーガニックスキンケアをお使いのみなさんは様々な方面でオーガニックなライフスタイルを送られていらっしゃるでしょう。

部分的なオーガニックではなく、オーガニックなライフスタイルをぜひ皆さまも送っていただき、健やかな日々をお過ごしいただければと心から願うばかりです。

編集部：素敵なメッセージをありがとうございました。早速みなさんもオーガニックスキンケア専用のキャビネットをご用意されてみてはいかがでしょうか？

次回もどうぞお楽しみに♪