様々な対策のためにマスク着用の日々が続き、頬や唇も摩擦などの影響を受けかさつき、赤みなどのお悩みを多くお聞きするようになりました。
マスクが皮膚に長時間触れているだけで接触皮膚炎を起こす方も案外多いものです。
唇の乾燥、荒れでお悩みの方は、はちみつ配合のリップバルサムがおすすめ。
こまめに塗り、夜寝る前は特にたっぷり塗って睡眠中もしっかりとケアしましょう。
乾燥・摩擦による赤みが出やすい方は、皮膚を保護するためにも、日頃に増してしっかりと保湿し、摩擦から肌を守ってあげることが重要です。
さらに、にきびの症状も摩擦によって悪化しやすく、さらにムレ、雑菌の繁殖などもニキビ悪化の要因となりますから、肌を清潔に保つことは常に意識を持ちたいですね。
肌を清潔に保つ=表面についた汚れや毛穴の古くなった皮脂汚れなどはオフする必要がありますが、やはり洗いすぎて本来肌に必要な水分油分までをも奪ってしまっては
バリア機能の低下に繋がる恐れがあります。
たっぷりのクレンジングミルクを肌にのせ、
摩擦のないようにやさしく肌に触れる程度の軽いタッチでくるくると行う5minマルティナ式クレンジングマッサージ法を実践しましょう。
クレンジング(洗顔)の時には、汚れを表に浮きあがらせることが目的。
指先を使って軽いタッチで行います。
その後、洗い流す時には、円を描くようにたっぷりのぬるま湯でやさしく、かつていねいに洗い流しましょう。洗い流すときにも、上下の動きは避け、円を描くように行うことで、たるみなどの予防にも繋がります。
その後の保湿のステップである化粧水、乳液、クリームなど肌に浸透させる時には、
有効成分を肌に浸透させることが目的。
ぎゅっと肌に閉じ込めるようにハンドプレスしたり、肌へ栄養を届けるように重めのタッチでマッサージしましょう。この時、クレンジングの時とは異なり、指の腹の方まで使います。
日々のスキンケアが正しくできているかが、肌のトラブルを未然に防ぐこと、さらには
エイジングケアにも繋がります。ご自身の肌をいたわるように心を込めてケアしましょう。
次回もどうぞお楽しみに♪
美容家 Caoru
バンタンデザイン研究所:ヘアメイク科/フェイシャル専科講師
日本エステティック業協会 AEA 認定講師
日本エステティック業協会 AEA インターナショナルエステティシャン
大手エステティックサロンにてエステティシャン~スパマネージャーを歴任、技術とホスピタリティなどの経験を積み、各界の VIP や有名女優を担当しゴッドハンドと言われる。
その後美容商社、化粧品メーカーにて海外ブランドのナショナルトレーナーとして国内のサロ ンへ講習を担当する。
フランス・パリ、イタリア・ミラノの美容学校との提携にて海外のフェイシャル、ボディテクニックを習得後、独立し、美容コンサルティングとしてホテルスパ、化粧品メーカーなどのコンサルティング、美容学校、プロの技術者向けに技術指導をするかたわら 2017 年スキンケアアプリ開発監修を行い現在に至る。
https://leclat-beauty.com/