マルティナコラム編集担当が美容家Caoruさんをインタビューし更新。
スキンケアが楽しくなるヒントをお届けします。

この時期多くの方の肌傾向に共通した症状とは。

Caoru×Martina

暖冬と言われつつも、今はまさに一年のうちで最も寒さの厳しい2月。
心身ともにいつも以上にセルフケアを行いたいものですね。

ここのところコラムのテーマは、「寒さや乾燥の蓄積により、2月は乾燥でお悩みの方が特に多い時期であること」、「クレンジングから保湿まで、ていねいなケアが重要であること」を続けて紹介させていただいております。

先日コスメキッチンBEAUTY表参道ヒルズ店にて、スキンケアカウンセリング&クレンジング、アイケアトリートメント、冬の美肌仕上げのお手入れをさせていただいた際、お越しいただいたお客様の傾向に共通した症状がありました。

それは、以下の3つ。
①乾燥
②水分油分のアンバランス
③乾燥が進行した頬の赤み

プラスαでその要因や症状にもちろん個人差はありますが、
この季節は同様のお悩みが多いのです。

日本は四季がありますから、季節柄こういった共通のお悩みが増えるのは当然なこと。症状が現れてしまったら、もちろん早急なお手入れで肌を回復させてあげる必要がありますし、季節柄このような症状が現れやすいことを理解し意識すると、未然に防ぐケアができるようになりますね。

マルティナでのお手入れは、
① クレンジングを最もていねいに行う。
=クレンジングの時点から必要なうるおいを与え、肌に必要な水分油分を奪わない。

② 化粧水をたっぷり使用し繰り返しケアする。
=化粧水は、肌のキメを整え、乳液やクリームの浸透を高める役割を担う。

③ 乳液を時間差でこまめにたっぷり重ね付けする。
=肌が必要とするだけ浸透させることが重要だが、これは時間を要すること。

④ クリームで油分もしっかり補給する。
=夜間は肌の回復をサポートし、日中は外的刺激から肌を守る役割を担う。

多くの方が悩んでいる乾燥は、肌コンディションの70%以上を決定するクレンジングを良質なもので行い、そして保湿の行程で角質層にしっかりと水分を溜めてあげる水分補給と油分をたっぷり補うこと。
このシンプルなように思われる行程を時間を惜しまずていねいにケアすることで防ぐことができるのです。

化粧水も乳液やクリームも使用量が足りない方が実に多いのです。
一度ではなく、肌の状態に応じて重ね付けをすることをおすすめします。

肌が必要とするだけ、ていねいに重ねてお使いいただき、肌の乾燥によって進んでしまう敏感な状態にならないようにケアしていただければ幸いです。

外からのケアであるスキンケアを意識するのと同時に、
こまめに水分を摂ることや加湿器などを用い湿度を保つことで、室内環境を整えることも合わせて意識していただけたら肌の乾燥ケアはもちろん、その他の感染症予防にも役立ちますね。

次回もどうぞお楽しみに♪

美容家 Caoruの画像

美容家 Caoru

バンタンデザイン研究所:ヘアメイク科/フェイシャル専科講師
日本エステティック業協会 AEA 認定講師
日本エステティック業協会 AEA インターナショナルエステティシャン

大手エステティックサロンにてエステティシャン~スパマネージャーを歴任、技術とホスピタリティなどの経験を積み、各界の VIP や有名女優を担当しゴッドハンドと言われる。
その後美容商社、化粧品メーカーにて海外ブランドのナショナルトレーナーとして国内のサロ ンへ講習を担当する。
フランス・パリ、イタリア・ミラノの美容学校との提携にて海外のフェイシャル、ボディテクニックを習得後、独立し、美容コンサルティングとしてホテルスパ、化粧品メーカーなどのコンサルティング、美容学校、プロの技術者向けに技術指導をするかたわら 2017 年スキンケアアプリ開発監修を行い現在に至る。

https://leclat-beauty.com/

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