マルティナコラム編集担当が美容家Caoruさんをインタビューし更新。
スキンケアが楽しくなるヒントをお届けします。

乾燥対策に。肌の状態に応じて保湿ケアは重ね付けを。

Caoru×Martina

皆さま、こんにちは。
本日は節分、明日は立春です。
節分とは、各季節の始まりの前日のことで、「季節を分ける」ことも意味するそうですね。

一年で最も寒い時期ではありますが、春に向けたスキンケアも視野に入れていきましょう。
キーワードは「蓄積した乾燥のケア」そして「花粉や紫外線などの外的刺激からの保護」です。

さて、そのためにはセミナーで毎回行っている4ゾーン肌診断による、ご自身のお肌の状態を見極めていただくことが重要です。
今の肌のコンディションに合わせたケアを行うためにもぜひチェックしてみましょう。

【乾燥肌(ドライ)】
触診:かたい
毛穴:閉じている
視診:ごわごわ、くすみ

【脂性肌(オイリー)】
触診:やわらかい、ベタベタ
毛穴:開いている
視診:テカテカ

普通肌(ノーマル)は、肌は柔らかく、乾燥も見られず、良い状態のこと。
そして、乾燥、脂性、普通が肌のゾーンによって異なる場合、
混合肌(コンビネーション)と判断します。

寒さや乾燥の蓄積により、2月は乾燥でお悩みの方が特に多い時期ですね。
実際のところ、乾燥肌なのにメイクをしている際のご自身の肌診断では脂性肌と診断されるケースも見られます。

この場合は、下地やファンデーションが肌に合っていない場合も考えられますので、アイテム選びの見直しのきっかけにしていただければと思います。

多くの方が悩んでいる乾燥は、角質層にしっかりと水分を溜めてあげる水分補給と油分をたっぷりと補うことの両方が必要です。
スポンジに水がギュッとしみ込んで肌がやわらかい状態では、花粉や紫外線などの外的刺激の影響も受けにくいのですが、
カラカラのスポンジのようなお肌では紫外線浴びると熱を持ってしまうなど、すぐに肌に影響が現れます。
UVの影響を受けやすい=シミができやすくなってしまいますから、紫外線対策という意味でも、乾燥ケアはとても重要なのです。

皮脂膜(油分)がない場合にも、寒暖差に耐えられず、頬に赤みが出やすくなったり、老化の原因に繋がります。
乾燥している方は、そのままにせず、普通肌(ノーマル)の状態を目指して、保湿ケアを行いましょう。

化粧水も乳液やクリームも使用量が足りない方が実に多いのです。
一度ではなく、肌の状態に応じて重ね付けをすることをおすすめします。
肌が必要とするだけ、ていねいに重ねてお使いになってみてくださいね。

次回もどうぞお楽しみに♪

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美容家 Caoru

バンタンデザイン研究所:ヘアメイク科/フェイシャル専科講師
日本エステティック業協会 AEA 認定講師
日本エステティック業協会 AEA インターナショナルエステティシャン

大手エステティックサロンにてエステティシャン~スパマネージャーを歴任、技術とホスピタリティなどの経験を積み、各界の VIP や有名女優を担当しゴッドハンドと言われる。
その後美容商社、化粧品メーカーにて海外ブランドのナショナルトレーナーとして国内のサロ ンへ講習を担当する。
フランス・パリ、イタリア・ミラノの美容学校との提携にて海外のフェイシャル、ボディテクニックを習得後、独立し、美容コンサルティングとしてホテルスパ、化粧品メーカーなどのコンサルティング、美容学校、プロの技術者向けに技術指導をするかたわら 2017 年スキンケアアプリ開発監修を行い現在に至る。

https://leclat-beauty.com/

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