マルティナコラム編集担当が美容家Caoruさんをインタビューし更新。
スキンケアが楽しくなるヒントをお届けします。

ミルクタイプのクレンジングの正しい使い方♪

Caoru×Martina

先週末からついに2018年最後の月に入りましたね。

今年は暖冬と言われていますが、肌にとっては十分冷たい風と空気の乾燥が刺激となりますから、冬のスキンケア対策は万全に健やかな肌をキープしましょう。

肌が健康であるということ。

肌の健康バロメーターは、水分油分が十分に保たれ、肌がやわらかく保たれているか否かが大きく関わります。

その理由は、水分油分が足りない状態では、バリア機能が低下し、乾燥→敏感な肌と進んでしまうことは皆さんご理解いただいていることでしょう。

季節の変わり目は、気温の変化が大きく、風邪をひきやすいのと同様に、肌にも負担がかかります。

季節の変わり目は化粧品をフルラインナップで一新したりすることはせず、肌に合っているものを使いましょう。特にクレンジングはスキンケアの中でも重要な役割を担います。新しいものをお使いになる際は、肌のコンディションが良いタイミングを選びましょう。

ミルクタイプのクレンジングは大変おすすめ。

マルティナをご愛用されている方の多くはクレンジングミルクをお使いいただいていることと存じます。

乾燥肌の方を含む多くの日本人の肌タイプにミルクタイプのクレンジングが合っているケースが多く、

大変おすすめなアイテムですので、お使いの方はぜひ冬のスキンケアにもご活用くださいね。

ミルクタイプのクレンジングは、洗い上がりがしっとりとしているのが特徴で、肌への負担も少ないというメリットがあると一般的に言われております。

マルティナのクレンジングミルクは肌への負担を最小限にすべく石油由来の合成界面活性剤などは用いず、保湿成分をふんだんに配合しています。

例)ローズクレンジングミルクの全成分がこちら。

成分 成分由来 配合目的
バイエルンの天然水 基剤など
オリーブ果実油** オリーブの果実油 保湿・柔軟など
ダマスクバラ花エキス** ダマスクバラの花エキス 保湿など
ハイビスカス花エキス** ハイビスカスの花エキス 保湿・収れんなど
ハマメリス花水** ハマメリス(ウィッチヘーゼル)の花の蒸留水 保湿・収れんなど
セイヨウニワトコエキス** セイヨウニワトコ(エルダー)のエキス 皮膚コンディショニングなど
セタノール ココナッツ油、オリーブ油 乳化など
セテアリルアルコール ココナッツ油 乳化など
セテアリル硫酸Na パーム油またはココナッツ油 乳化など
香料* エッセンシャルオイル(植物由来) 着香など

保湿成分を肌に与えながら、主にオリーブ果実油がメイクや毛穴の汚れとなじみ、浮き上がらせてくれる役割をします。セタノール、セテアリルアルコールなどは植物油由来で乳化の役割をし、汚れを浮き上がらせるサポートをします。

このように肌から必要以上にうるおいを取り去らないよう処方されています。

このように成分の由来をご理解いただくと、洗い上がりがしっとりしていることもご納得いただけるでしょう。ただ、このようにこだわった処方の製品をお使いいただく際は、正しい方法でご使用いただくことがとても重要です。

例えば、マルティナのクレンジングミルクを肌にさっとつけて洗い流して洗顔を終了としてしまうと、メイクや毛穴の汚れが落としきれずに残ってしまい、肌トラブルの原因となる可能性があります。

クレンジングミルクの唯一のデメリットは、洗浄力や穏やかであるがゆえに、時間をかけてていねいに行う必要があることです。

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①<メイク落とし>

クレンジングミルクを手に取り、顎・おでこ・鼻・両頬にミルクをのせ、やさしくマッサージしていきます。

*手は清潔にしてから行いましょう。

*手や顔は濡らさずにミルクを馴染ませましょう。

*肌に摩擦がかからないたっぷりの量を使いましょう。通常5~6プッシュが目安ですが、乾燥が気になる方は7プッシュほどを目安に。

*鼻のきわや忘れがちな鼻のてっぺん、唇の下なども丁寧にマッサージしましょう。

*アイメイクが落ちにくい場合は、オーガニックのアーモンドオイルなどで馴染ませて濡らしたコットンで拭きとってから全体をクレンジングすることをおすすめします。

②メイクが表面に浮き上がって指がすべらなくなって重たくなったら、ぬるま湯で洗い流します。

*触って体温より少しぬるいかなと思う温度がおすすめ。

*シャワーなどで流さず、手ですくって丁寧に流しましょう。

③<洗顔>

軽くタオルで水分を拭き取ったあと、再度クレンジングミルクを肌に乗せ、やさしくマッサージします。

3プッシュ程度から、肌のコンディションに合わせ、足りないようなら足してお使いください。

④毛穴の汚れが浮き上がってくるとテクスチャーが重たく感じられます。

②と同様に洗い流して洗顔が終了です。

オーガニックとケミカルの違いは、クレンジングの時点で保湿をすることで、肌のバリア機能を守ることですから、オーガニックのクレンジングミルクをお使いになることをおすすめします。

クレンジングに時間を要して丁寧に行っていただく必要がありますが、この工程が、肌のコンディションを保つことに繋がります。

クレンジングからスキンケアする。

皆さんも意識してスキンケアの時間を大切にしてみてくださいね!

次回もどうぞお楽しみに♪

美容家 Caoruの画像

美容家 Caoru

バンタンデザイン研究所:ヘアメイク科/フェイシャル専科講師
日本エステティック業協会 AEA 認定講師
日本エステティック業協会 AEA インターナショナルエステティシャン

大手エステティックサロンにてエステティシャン~スパマネージャーを歴任、技術とホスピタリティなどの経験を積み、各界の VIP や有名女優を担当しゴッドハンドと言われる。
その後美容商社、化粧品メーカーにて海外ブランドのナショナルトレーナーとして国内のサロ ンへ講習を担当する。
フランス・パリ、イタリア・ミラノの美容学校との提携にて海外のフェイシャル、ボディテクニックを習得後、独立し、美容コンサルティングとしてホテルスパ、化粧品メーカーなどのコンサルティング、美容学校、プロの技術者向けに技術指導をするかたわら 2017 年スキンケアアプリ開発監修を行い現在に至る。

https://leclat-beauty.com/

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